映画「007」の6代目ジェームス・ボンド(ダニエル・クレイグ)と主題歌のマッチング感が素晴らしい!

ビリー・アイリッシュが歌う映画007シリーズの25作目「No Time To Die」のMVがアップされましたね!18歳とは思えない表現力と、一聴するだけで007シリーズの曲だということがすぐにわかるアレンジが素晴らしい!

今日は6代目ジェームス・ボンドを演じるダニエル・クレイグと主題歌のマッチ感が素晴らしいと感じたのでそのことについて書いてみたいと思います。

そして、劇中に登場するボンドカー「Aston Martin」についても触れてみたいと思います。

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ダニエル・クレイグ演じる6代目ボンドと歴代ボンドの違い

今までのジェームス・ボンド像は「完璧・タフガイ(肉体精神ともに)・軽いノリで女性を抱く・影がない」といったイメージです。

それに対してダニエル・クレイグのジェームス・ボンドは「ミスる・精神的な弱さが出てしまう時がある・何かを埋め合わせるために女性を抱く・影がある」というイメージです。

肉体的にはタフですが、トラウマを抱えながら、それを抑え込みながら任務を遂行している姿は、時には弱々しく儚さを感じます。

そんな6代目ジェームス・ボンドのキャラクターを主題歌は見事に表現しています。それでは聴いてみましょう。

最新作と同名の主題歌「No Time To Die」〜Billie Eilish

ビリー・アイリッシュのウィスパーがボンドの儚さとマッチしています。傷ついたボンドと言ったところでしょうか。優しさを求めさまよう男といった感じもしますね。一聴するだけで007シリーズだと認識できるアレンジも完璧です。

シリーズ最年少で主題歌に起用されたビリー・アイリッシュ。飛ぶ鳥を落とす勢いとはこの事を言うんですね。

最新作に登場のボンドカー

Aston Martin公式の発表は以下のとおり。

  • DB5
  • V8 Vantage
  • BDS Superleggera
  • Aston Martin Valhalla

の4台とのことですが、ヴァルハラ出るのかな?ヴァルハラ以外はMVにも登場しています。

24作目「Spectre」Writing’s On The Wall~Sam Smith

ダニエル・クレイグ4作目のSpectreの主題歌はサム・スミス。とにかく声の質感がダニエルボンドとマッチしています。1’30”からのファルセットが最高!サム・スミスが歌っている場所は劇中にも出てきますね。ジェームス・ボンドの孤独を上手く表現していると思います。

Spectreに登場のボンドカー

ボンドカーはこの作品のためだけに作られた「DB10」。 一世代前のV8 Vantageをベースに作られたDB10は市販はされませんでしたが、デザインは現行モデルのV8 Vantageに引き継がれています。

DB10

出典:Responce

2019年モデルV8 Vantage

出典:Responce

23作目「Skyfall」主題歌「Skyfall」〜Adele

ダニエル・クレイグ3作目はスカイフォール。主題歌を歌うAdeleは当時24歳!貫禄ありますね。この作品ではボンドの生い立ちが描かれています。自分の生家に戻り爆薬を仕掛け敵を倒すシーンは、過去との決別を感じます。アデルの歌声は「意志のある決別」を見事に表現しているように感じます。

Skyfallに登場のボンドカー

言わずとしれたギミックされたAston Martin BD5。Skyfallではギミックが無かったような気がします。それよりも「過去」を表現する意味でDB5が登場しています。

出典:映画.com

どの曲もよく考えられて作られていますね。キャラクターの影や過去を理解した上で創作していることがよくわかります。

対象にしっかり向き合い、細かい部分まで洞察することの大切さを再認識しました。

それでは!À bientôt.

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