コーライティングについて 〜役割分担と適性を考えてみる

少しずつですがコーライティングの仕組みや運営方法を理解してきました。まずは「役割をシェアする」という部分がコーライティングの軸となるところです。役割や自分の適性などについてまとめてみたいと思います。

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コーライティングに必要な役割

先日購入した「最先端の作曲法 コーライティングの教科書」やネットで調べたものを僕なりに整理してみました。

トラックメイカー

主にビートを作る役割。メロディやコード進行などを知らなくてもビートを作ることに長けていれば可能な役割です。アレンジャーと兼務することもあります。

アレンジャー

トラックメイカーがビート専門という場合はそれ以外のアレンジ部分を受け持つアレンジャーも必要になります。トラックメイカーと兼務することもあります。

トップライナー(メロディーメイカー)

メロディーを作る役割。メロディーメーカーとも呼ばれます。歌い手やディレクターが兼ねる可能性もありますし、部分的に他の役割からのアイデアがそのままメロディとして採用されることもあると思います。

作詞

歌ものを作る上で作詞はとても重要な役割となります。曲のイメージを左右する要素です。

仮歌

コンペに出すのであれば仮歌は必須ですし、自分たちの作品としてリリースするならば仮歌ではなく本チャンとなります。どちらにしても歌ものを作るのであれば歌い手はキーパーソンとなります。

ディレクター

楽曲の方向性を決めたりそれぞれの役割の人に適切な指示を出せる人。完成形をイメージできていることが重要です。

エンジニア

この役割はケース・バイ・ケースですが、自分たちでリリースするならば必須です。コンペのみの場合は必要ないですが、楽曲の最終イメージをデモの段階でも形にするという作業は重要不可欠です。スキルがあればディレクター・アレンジャー・トラックメイカーが担当することも可能です。

自分にはどのポジションの適性があるか?

まずは僕自身の役割適性を自覚することから始める必要があります。星を使って数値化してみようと思います。ちなみにEDMをベースとしたプロジェクトを想像しています。

  • トラックメイカー…★★★★★ 5
  • アレンジャー…★★★☆☆ 3
  • トップライナー…★★☆☆☆ 2
  • 作詞…★☆☆☆☆ 1
  • 仮歌…★☆☆☆☆ 1
  • ディレクター…★★★★★ 5
  • エンジニア…★★★☆☆ 3

トラックメイカーとディレクターは一番得意分野です。星5つですね。

エンジニアもディレクターの延長でイメージを形にする役割と考えているので基本これも僕が担当したい役割ですが、あえてここは他人に託したい部分でもあるので星3つです。

アレンジャーは既にやっているし出来てしまうので、できれば他の人のアレンジを期待します。若い人のアレンジを聴いてみたいですね。とはいえ手を入れると思うので星3つです。

トップライナーは、部分的にメロディを作るくらいが丁度よいかもしれません。「ここだけは外せない!」という仕掛けなどは口を出すと思います。星2つです。

作詞はスキル不足なので出せてもアイデア程度ですね。仕掛け部分のたたき台程度です。星1つです。

仮歌は少々です。あくまでもイメージのためのたたき台として使う程度で、すぐに歌い手さんに差し替えてもらいますね。なので星1つです。

チームの人数は3人以上、5人未満

2人ではユニットの域を超えないので最低でも3人からではないかと思います。逆に5人以上になると仕事量の偏りが出てくる可能性があります。「遊んでいても分配される」という空気がクリエイティビティを損なうので5人がマックスかなと思いました。

最初から何人と決めるよりも集まった人で足りない要素を誰かが担当するのか、あるいは出来る人を探すのかを話し合ってチームを作っていくことになるんでしょうね。

やってみなければ始まらないので、ぼちぼち声をかけてみようと思います。

次回はいちばん大事な「お金の分配」についてまとめてみようと思います。

それでは!

À bientôt.

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