日本人に好まれるメロディを検証してみる その3 〜King Gnuが多用するスケールは?

米津玄師、ヒゲダンに続きKing Gnuがよく使うスケールを検証してみたいと思います。

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良う使う音をグラフ化してみる

どの音をよく使っているのかをグラフにしてみたいと思います。数えるのがちょっとしんどくなってきたので、今回からはPDFをスキャンしてデータ化できるPhotoScore & NotateMe Ultimate 8でMIDIに変換後Logix Pro Xを使い数えました。だいぶ楽になりました。

グラフの横軸は「音階」です。度数で表しています。左から
1度・短2度・長2度・短3度・長3度〜〜〜長7度
となっています。

どろん

キーはCm、1度・短3度、次いで4度・5度・短7度が多いですね。長2度と短6度は少ないのでスケールはマイナーペンタトニックに近いですね。

白日

5度がダントツで次いで1度・短3度、長2度・4度・短6度・短7度は同じくらいです。この曲はエオリアンスケールですね。

飛行艇

この曲はパッと見でもわかるようにマイナーペンタトニックですね。アクセントで減5度(ブルーノート)としてAメロに入ってきます。他にも短6度と6度が入ります。ちなみにこの曲は転調しているのですが、その調の中での度数で数えて合算しています。調が変わっても音程による影響を検証するためです。

この曲はエオリアンスケールをベースに、リディアンやハンガリースケールが入ってきます。その結果減5度(増4度)・長6度が多用されています。

まとめ

まとめてみると5度が多用されていることがわかります。1度と短3度、4度と短7度、長2度と短6度と続きます。エオリアンスケールが多いということになりますがもっと複雑に聴こえます。

これはアクセントとして減5度(増4度)を絡めてくることで複雑な響き、言い換えると単調ではない響きに感じるのかもしれません。

符割に関しても、イーブンとシャッフルを1曲の中で使い分けることでより複雑に感じます。言い換えるとバリエーションを生み出している要素のひとつだと思います。

転調も使うことが多く、この影響もあってバリエーションに富んだ印象を与えているのかもしれません。

グラフを見ただけではわからない「感性」の部分が強いグループなのかもしれません。

それでは!

À bientôt.

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