不要不急の外出が禁止されたイタリアでは皆で歌を歌って励まし合っていた!〜国民性について考えてみる

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励まし合いにも国民性が出る

新型コロナウイルスの影響が世界中に広がり、移動制限、入国制限あどが設けられる事態になってきました。感染者数が増えるイタリアでは、医療・食料などの生活に関係ある業種以外は全て営業停止の措置が取られました。

そんな厳しい状況の中、イタリアの人々は歌を歌い、皆で励まし合っていました。それがこの動画。

どこからか流れてくる歌に合わせタンバリンを振る人、アコーディオンを演奏する人、歌う人などがいます。ってか、普通はタンバリン常備してないよね。

2つ目の動画はベランダでDJやってます。ギターを弾いたり歌ったり、楽しそうですね。

たとえほんの一時だとしても心が豊かになりますね。

国民性の違いは気候の違い

ラテン系の人たちはとにかく陽気。そんな国民性は気候によるものじゃないかと僕は思っています。

ヨーロッパは6月から9月いっぱいまでとても過ごしやすい日が続きます。日本でいるところの春先の上着のいらない時期が続く感じです。日本はすぐ梅雨になってしまいますが、ヨーロッパに基本梅雨はありません。

日照時間も長くなり、夜の10時くらいまで明るく、温度・湿度ともにちょうどよい感じです。暑すぎず寒すぎずの期間が長いことが陽気にさせてくれる要因になっていると思います。

国民性の違いは食文化の違い

食べ物も国民性に深く関係しています。パリに住んでいるときにいつも感じていたのは、安くて美味しい野菜や食品が簡単に手に入ることでした。東京と比べて食料品の価格が安くて新鮮です。

僕の実家は農家だったため、新鮮な野菜を当たり前のように食べて育ってきたので、今もその違いは身体でわかります。パリやヨーロッパで食べた野菜や食料は、実家で食べていたあの味と同じものを感じます。

何の変哲もないブロッコリーやレタス、じゃがいもや人参を食べると「うまい」と唸ってしまうほどです。そういったものが店先に普通に並んでいて、しかも安い。それを毎日のように食べていると心の豊かさを感じるようになってきます。

東京でも美味しい食材は手に入りますが、とにかくお金がかかります。安くて美味しいものを探すのには労力を伴います。日常的に食べられる(安くて)美味しいものは心をより豊かにしてくれます。そんな食文化の影響によって豊かな国民性が育つのではないかと思います。

こんな時だからこそ美味しいものと良い音楽を!

心の豊かさってホントに大事ですよね。こんな時期には豊かな状態を保つための工夫が必要です。それには美味しいものを家で作り、家族で箸を並べ、会話を楽しむことも大切ではないかと思います。

音楽も心の支えになってくれます。しばらく聴いていない曲を引っ張り出してみると、忘れていた豊かさが蘇ってくるかも知れません。映画を見るのも良いでしょう。

こんな時だからこそ心が豊かになる工夫か必要だということを、イタリアの人たちに教わったような気がします。

早く終息するといいですね。それでは!

À bientôt.

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