[ランウェイ]Prada | Fall Winter 2020/2021 | Full Show

今回の検証から「空間」も入れてみようと思います。このPradaのランウェイを見たときに空間に「和」のテイストを感じ、ランウェイに深みを出しているように感じたからです。

逆に「女性的要素・男性的要素」は基準が曖昧だと感じたため、今回から外そうと思います。それでは検証してみましょう!

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検証のための軸

まずは時代軸がベースにあります。古代から現代への時間の流れです。
その中に世界観と地域性があります。

  • 世界観とは雰囲気のことです。日常的・非日常的とも言いかえられます。
  • 地域性は宗教的な時代の中にも西洋的な要素(教会)と東洋的(神社仏閣)があります。

「空間」「ファッション」「音楽」を全く同じ基準で見ることでトータルバランスがよりわかりやすくなります。

動画を見てみよう

2/21に公開されたPradaのFull Showです。

空間の検証

  • 時代軸は宗教的な要素を科学的に処理しています。
  • 幻想的な要素を感じます。
  • お寺のような柱、紫色の蓮のような花の絵、枯山水庭園のような模様など、どこか日本で東洋的な要素を感じます。
  • 中央に置かれたオブジェは西洋的です。

ファッションの検証

  • 時代軸は科学的。素材に原始的要素、宗教的要素が散りばめられています。
  • 現実的なようで幻想的、ちょうど中間に位置します。
  • 地域性は西洋です。ほんの少し東洋的な要素も感じます。

音楽の検証

  • 時代軸は科学的
  • 世界観は、幻想的と現実的な要素が入れ代わり立ち代わりしています。少しだけ幻想的要素に偏っています。
  • 地域性は西洋です。
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まとめ

3つの要素をまとめて見てみると、今回のコレクションと演出がバラエティに富んでいることがわかります。

空間の東洋的な要素が入ることで、西洋的なファッションと音楽の地域性が良い意味でぼやけ、異世界的に見えてきますね。空間が印象に強く影響していることがわかります。

  • 空間芸術=舞台セット
  • 時間芸術=音楽
  • その両方の要素を持つファッション。

これらをどう組み合わせるかでブランドイメージが表現されるということですね。参考になります。

それでは!

À bientôt.(またね)

VIA:FF Channel

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