『人よりほんの少し努力するのが辛くなくて、ほんの少し簡単にできること』〜自分の場合は何だろうかと考えてみる

NHKの連続ドラマ小説「エール」で森山直太朗さん演じる藤堂先生が、主人公小山裕一に向けて言ったセリフです。

「人よりほんの少し努力するのがつらくなくて、ほんの少し簡単にできること、それがお前の得意なものだ。それが見つかれば、しがみつけ。必ず道は開く」

実はなかなか覚えられないセリフなんですが、ハッとさせられる深いセリフだなと思っていました。

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人よりほんの少し努力するのが辛くないものって何だろう?

「努力するのが辛くない=努力と感じないもの」と捉えてみます。僕はやはり音楽を作ることですね。聴くことではなくて作ること。

もう少し具体的に言えば「1人でラップトップ型の楽器に向かっている時」となります。ラップトップ型というのはPCやリズムマシンのことです。僕にとってはおもちゃで遊んでいる気分にさせてくれるのがラップトップ・テーブルトップ型の機材・楽器です。

実際テーブルトップ型の機材の保有率も高いという自覚もあります。おもちゃ感覚でいじっていたら曲ができちゃった!という感じがたまらないのです。

ギターじゃないんですよね。ギターは「努力」と思ってしまう感じがあります。弾けないフレーズを克服する楽しさもありますが「やーめた!」となってしまうことが多かったですね。

それに比べてラップトップ型はいつまででも作っていられます。「1人」というのもポイントですね。みんなでワイワイも好きですが、1人もくもくとPCやリズムマシンに向かうのは大好きです。

そうなると作る音楽も必然的にエレクトロニック系の音楽になりますね。

ほんの少し簡単にできることって何だろう?

う〜ん、意外と難しいですね。これこそ無自覚です。「人より」っていう言葉が入ると思うのですが、それこそ比べてしまうと劣等感が湧き上がってくるので比べないようにしているんでしょうね。

「人よりもほんの少し簡単にできちゃっていること」

と考えると、メロディを作ることでもないですしアレンジも簡単にできちゃってるとは思っていませんね。それこそめっちゃ努力してます。努力と感じない部分もありますが努力してますね。簡単じゃありません。

そう考えた時思い浮かぶのがメドレー曲と曲を並べて繋ぐのが得意かもしれません。AKB48 でもたくさん作りましたし氷川きよしさんのコンサートでも作りましたが、多分人より簡単にできるかもしれませんね。

ジャンクション(コンサートのつなぎ部分)の音楽も簡単ですね。DJに興味を持ったのも辻褄が合いますね。でもDJは簡単だとは思いませんね。全く。あくまでもメドレーを作るということに限るのかもしれません。

ファッションショーの音楽も曲と曲を並べて繋ぐという行為なのでとても興味があるんですね。

自分の作品作りがまさにこの通り!

自分がリリースしている作品は努力とも思っていないですし、簡単にできちゃう「メドレー」を必ず入れるようにしています。

次の3枚のアルバムの1曲目はメドレーになっています。2曲目以降にそのパーツとなった曲が入っていますが、一番楽しい作業はメドレーにする作業でした。

効果音を入れたり他の曲のフレーズを持ってきたり、曲作りとはまた違ったたのしさがあります。

MOVEMENT

2020/1/17

Reaction

2020/6/4

それが見つかれば、しがみつけ。必ず道は開く!

本当そうですね。逆にこれからは「人よりほんの少し努力するのが辛くなくて、ほんの少し簡単にできること」しかやらない方が上手くいくのではないこと思います。

色々な現場で色々な人と接してきましたが、息が長い人の共通点は「人よりほんの少し努力するのが辛くなくて、ほんの少し簡単にできること」を貫いてきた人だと思います。

自分もしがみついて道を開こうと思います。

それでは!

À bientôt.

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