今日はGUCCIのランウェイのファッション・音楽を検証してみたいと思います。今回も検証には専門用語をあまり使わず、独自の軸を使ってみたいと思います。
一風変わったショーです。ランウェイというよりステージがメリーゴーランドのように回っています。
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検証のための軸
それでは動画を見てみよう
イタリア・ミラノで行われたGucci | Fall Winter 2020/2021です。
ファッションの検証
- 現代的なシルエットですが、素材はレースやフリルを多用していますね。時代感は、宗教的な時代の要素と科学的な時代の要素が混ざった感じです。
- 性質はどちらとも取れないような中性的な位置にあります。少しだけ女性的要素が強いくらいですかね。
- 幻想的な要素がほんの少し入っています。
- 地域性は完全に西洋です。
音楽の検証
- 音楽は言わずと知れたラヴェルのボレロです。時代感は宗教的な時代の要素がメインです。
- ボレロの特徴であるスネアドラムは力強くはないですが男性的要素を少しだけ感じます。しかしフルートなどの楽器は女性的で優雅さを感じます。中性的から少し女性的よりですね。
- よく聴いてみると少しだけ幻想的なアプローチも含まれていますね。
- 地域性はもちろん西洋的です。
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まとめ
こうやって見てみると、ファッションと音楽の要素がほぼ同じ位置にありますね。違いといえばファッションのデザイン性に科学的時代の要素が入っているくらいです。はっきりとした方向性・コンセプトを感じますね。
それでは!
À bientôt.(またね)