[ランウェイ]Kenzo | Fall Winter 2020/2021 | Full Show

今回検証するKENZO。音楽とファッションにどんな要素が入ってくるのか楽しみでした。検証してみたところ、面白い効果に気が付きました。

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動画を見てみよう

2/27に公開されたKenzo | Fall Winter 2020/2021 | Full Show。15分の動画です。

空間の検証

  • 現実空間を空気のチューブで囲う手法は科学的。
  • 世界観は、現実的とも幻想的とも位置づけられない中間に位置する。
  • 地域性は、ランウェイの中だけに限れば西洋とも東洋ともカテゴライズ出来ない珍しいタイプ。

自然と一体のようで分離されていたり、現実でも幻想でも無い世界感や、地域性をカテゴライズしにくいところなど、なかなか面白い空間です。

ファッションの検証

  • 時代軸は科学的だが、プリントに原始的なモチーフが見られる。
  • 世界観はやや幻想的。
  • 地域性は西洋がベースに、どことなく東洋的な要素も。

音楽の検証

  • 時間軸は科学的と宗教的のミックス。
  • 世界観はやや幻想的寄り。
  • 地域性は西洋。

エレクトリック系のKickにブラジリアンパーカッションが混ざっています。最初から最後まで同じアプローチでも、ファッションにバリエーションがあるので飽きません。

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まとめ

現実空間のようで幻想空間、科学的素材に原始的なモチーフ、変化のない楽器編成と、他のブランドとは異質なランウェイですね。音楽と空間よりもファッションのほうが前に出ている印象があります。

デザインの個性やエネルギーゆえに前に出てくるような感じがするのが大前提ですが、空間の無属性さと、変化のない音楽が一歩奥に引っ込む効果を生んでいるのかも知れませんね。勉強になります。

それでは!

À bientôt.

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