パンデミック中でもクラブに行ける防護服「Micrashell」

Zedd、The Chainsmorkers、Skrillexなどのステージデザインを手掛けるロスアンジェルスのProduction Club社が、3密といわれるクラブなどに着ていける防護服「Micrashell」を開発を進めているそうです。

パンデミック時にも安全に人付き合いができるスーツをコンセプトとして開発されるこのMicrashellは、気密性の高いトップスーツとハイブリッドソフト+ハードヘルメットで構成されている。

Micrashellは、ユーザーが保護シールドを介してはっきりと見ることができ、ろ過システムを介して安全に呼吸し、飲んだり、吸ったり、セックスをしたり、携帯電話を充電したりすることができます。

出典:Production Club Instagram

このスーツの魅力はウイルスに対する高い防護力の機能だけではない。外出するために着るのだから、ちょっとした楽しみも必要だ。

スーツにはドリンクを装備することができたり、蒸気供給システムやスピーカー、スマートフォンとの統合、カメラや音声起動といったユニークな機能も備えられるという。そのほかにも、光を使って気分やニーズなどを相手に示すことができる機能も付く予定だ。

機能の一部には、レインボーライティングや、赤いライト、ゆっくりと断続的に点滅する緑のライトなどが考えられているが、それぞれが何を意味するのかは考案中とのこと。スーツを自分らしくカスタマイズしたい人のために、ファッションアクセサリーやパッチ、マグネットなどオプションも。

出典:Time Out

新型コロナウィルスの影響はクラブシーンにも大きなダメージを与えました。5月6日からは日常に戻りながら生活の中で防疫を実践する「生活防疫」政策に転換した韓国ではクラブでクラスター感染が発生。まだまだ3密空間を避けたほうが良い状況が続いています。

毎年5月にはイビザ島のクラブもオープンし、世界中から人が集まるシーズンですが、今年はどのクラブもクローズ状態。ウシュアイアイビザのカレンダーには6月から予定が入っていますが、本当に開催できるのかは現時点ではなんとも言えません。

Micrashellは、そんな3密空間を楽しむことができる解決策としてとてもユニークなものだと思います。異様な光景になると思いますが、どこか近未来の映画に出てきそうなシーンになりそうですね。スーツ内の暑さ対策ができているのであればひょっとして流行るのではないかと思います。

それでは!

À bientôt.

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