日本人の心に響く音とは? 〜季節の音

最近、日本人の心に響く音ってなんだろう?と思いながら過ごしています。音楽だけでなく日本にしか存在しない音とは何だろうか?時代が変わっても変わらない日本人の心に響く音について考えてみたいと思います。

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季節の音

日本は四季がはっきりしています。それぞれの季節にしか無い音が存在します。虫の声の有無でも季節感がわかります。気温と湿度によっても同じ音でも違って伝わります。それがそれぞれの季節特有の響き方となり、それが季節の音というふうに認識しているのではないかと思います。

ヨーロッパに住んでわかったのが、季節の音は夏の音のほうが差がはっきりしているということです。それは虫の鳴き声の違いによるところが大きいのかと思います。日本の夏の音といえば蝉の声(声ではないけれど)や虫の声が夏を象徴しています。

これらの音は日本人には心地よいとなるようですね。逆に西洋の人には心地よくないとう話をよく聞きます。真偽の程を確かめてはいませんが日本人には心地よい音だといえことは間違いないと思います。

次の3枚の画像は先日撮ったものです。夏の神社の境内、芝生のある公園、海の画像から想像できる音があると思います。好き嫌いはあると思いますが、多くの日本人が「夏の音」として認識し、多くの人が心地よいと思える音があると思います。

11月の画像です。気温・湿度で音が変わりますが、滝の音そのものは「癒やされる音」として多くの日本人に認識されていると思います。機械で作るホワイトノイズに近い音ですが、ずっと聴いていても飽きることのない音だと思う人が多いのではないのでしょうか。

逆に西洋の人はあまり好きではないというのを耳にします。真偽の程を確かめてはいませんけれど高周波が苦手なのでしょうか?

もしこれらの音が心地よくないとしたら、嫌悪感を抱いたりストレスを覚えると思います。それがなければ一体となっている証拠であり、心地よいと思える音だとも言えるのかなと思います。

日本にいると当たり前の音ですが、日本を離れてみるとそれらの音が日本の音だということを認識すると思います。実際、日本に帰ってきてからこれらの音がとても心地よく感じるようになりました。

次は、心地よいと感じる日本の音階について考えてみたいと思います。

それでは!

À bientôt.

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