今回はVCV RackのSwitcherとSequencerを使ったTipsを動画にしてみました。Deadmau5のような複雑なシーケンスをVCV Rackで再現してみました。
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まずは動画を見てみよう
パッチを組むプロセスは、やはり動画が一番。7分半ほどの動画です。
実機のモジュラーシンセに近い使い勝手のVCV Rack
オープンソースなだけあってモジュールの種類が豊富なVCV Rack。しかも、今回の動画で使ったモジュールは全て無料!実機購入のためのシミュレーションと思っているのでとても助かります。
今回はSwitcherを使い、クオンタイザーを切り替える事によって、複雑だけど音楽的なメロディを作れるかを試してみました。
自分の楽曲でも今回のようなフレーズを作ることが多く、モジュラーシンセで再現できるのかが課題でもありました。
今回の実験によって実機を買う時に必要なモジュールがだいぶ絞り込めてきました。
もし実機を買うなら何が必要になるのか
必要なモジュールと、その数をリストアップしてみます。
シーケンサー(8ステップ×2〜3、ノブ式) | 1 |
ゲートシーケンサー(プッシュ式) | 1 |
Doepfer A-110 VCO(オシレーター) | 1 |
Mutable Instruments Plaits(デジタルオシレーター) | 1 |
その他オシレータ | 2 |
Depfer A-108 VCF8(フィルター) | 1 |
その他フィルター | 3 |
クオンタイザー | 6 |
Switcher(8 in 1 out) | 2 |
LFO | 2 |
ADSR | 4 |
VCA | 4~6 |
サンプル&ホールド | 1 |
Slew Limiter(ポルタメントモジュール) | 1 |
リングモジュレーター | 1 |
ノイズジェネレーター | 1 |
ざっくりこんな感じでしょうか。この他にミキサーやスプリッターなども必要になってきます。USB-CVインターフェイスもあると便利かもしれません。
一般的なシステムと大きく違うのはクオンタイザーの数です。このシステムは僕ならではの組み方で、よりモジュラーシステムを音楽的に使うことを考えたシステムとも言えます。
効果音的な音作りや、テクノで使われるような複雑なシーケンスというよりも、コード進行がある楽曲にも対応できるシステムを目指しています。
下の画像のようなシステムになりそうです。

もう少し調べてみようと思います。
それでは!
À bientôt.
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