先日のブログでニューアルバムの配信手続きを記事にしましたが、その後の進捗を書いてみたいと思います。
問い合わせメールの内容
今回のアルバムでも、Spliceのサンプルをいくつか使用しています。以前にも書いたように、LANDRでは使われているサンプルをチェックする機能があり(多分アルゴリズム)サブスク素材、リリース作品からのサンプリング素材などを検知すると通知が来ます。それが以下のメールです。
Hey there,
Thanks for releasing with LANDR!
Looks like you may have used samples or borrowed content in your release with UPC **************.
No worries, this happens a lot. We’re here to help you avoid problems with your music after it’s released.
We just need to double-check that you have permission to use any copyrighted material.
Here’s how to get your release live as quickly as possible. Reply to this email with:-Any beat license(s) and proof of payment
-The source of your samples (DAW, sample marketplace, etc.)If you’re releasing a remix, reply to this email with:
-Authorization from the original creator for use of the composition
-Authorization from the master recording owner to reuse the audio
If you are moving previously released tracks, reply to this email with:-The name of your former distributor
要約すると
あなたのリリースで、サンプルまたは借用コンテンツを使用した可能性があります。
心配いりません、これはよくあることです。 リリース後の問題を回避するためにメッセージしました。
著作権で保護された素材を使用する許可があることを再確認する必要があります。
できるだけ早くリリースを公開する方法は次のとおりです。
-ビートライセンスと支払い証明書
-サンプルのソース(DAW、サンプルマーケットプレイスなど)
をこのメールに返信してください。
という内容です。またリミックス音源や、以前リリースしたことのある楽曲を再配信する際にも必要な手続きがあるようで、
リミックスをリリースする場合は、
1.作曲の使用に関する元の作成者からの承認
2.マスター録音所有者からの音声の再利用許可
以前にリリースしたトラックを移動する場合は、
-以前のディストリビューターの名前
とあります。当たり前のことですが、許可なくリミックス音源を発売したり、既存の楽曲などからサンプリングしたものはリリースすることができません。
何を送ればよいのか
今回はリミックスでも再配信でもないので、返信すべき内容は、
-ビートライセンスと支払い証明書
-サンプルのソース(DAW、サンプルマーケットプレイスなど)
となります。支払証明書はサブスクリプションサービスの領収書でOKです。
Spliceは領収メールが来ないのでBilling(支払履歴)画面をキャプチャして、該当部分に赤矢印を入れて返信しました。今までこれで大丈夫だったので、今回も問題ないでしょう。
書いていて気づいたのは「サンプルのソース」っていう項目。これってサンプルファイルを送れば良いってことなのかな?次回はサンプルも送ってみようと思います。
といった具合で、配信手続き後のやり取りが必要な場合があります。英語がわからなくてもGoogle翻訳で十分理解できます。向こうも世界を相手に商売しているので、ググられることも前提にしているはずです。とにかく行動していきましょう!
それでは!À bientôt.