モジュラーシンセを物色〜DCカップリング対応I/F 編

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システムの再考

モジュラー探しがちょっと座礁しています。やはりソフトウェア先行で考えてしまったがため、思ったようなモジュールが存在しないという問題にぶつかってしまいました。自分が作ろうとしている音楽の方向性も少し変わってきたこともあり、もう一度システムを考え直そうと思います。

シーケンサーとクオンタイザーをメインにする予定を考え直スことにします。シーケンスを外部にしてコンパクトなシステムにしようと思います。すでにBeatStep Proを持っているので、シーケンスはこれに任せても良いかなと思ったりもしています。メロディトラック☓2、ドラム(ゲートトリガー)トラック☓1を装備しているので充分です。

そうすることでラックもコンパクトにできます。しかし、それだけでは解決できない問題があります。

歌ものに使いたいからPCとの連携を考えている

今回の再考のきっかけとなったのが「歌もの」にモジュラーを使いたいと思ったからです。歌ものとなるとコード進行にシーケンスを合わせる事が必要になってきます。テクノであれば1コードのシーケンスで良いのですが、歌ものとなるとコードの変化が出てきます。そうなるとPCベースでシーケンスを組んだほうがスムーズです。

音源としてシステムをまず組み上げ、PCとの親和性を良くしておき、必要であればシーケンサーとクオンタイザーを後から購入するという感じにしようかと思っています。

となると、必要なのはUSB-CVインターフェイスです。モジュラーシンセは、直流信号で制御するため、音声信号はAC(交流)なので、普通のオーディオインターフェイスではモジュラーを制御できません。DCカップリング対応のオーディオインターフェイスを使いCV信号を出力する必要があります。

システムに組み込めるインターフェイスが存在するので物色してみます。

オーディオインターフェース

Expert Sleepers ES-9

  • 幅…16HP
  • 奥行き…50mm
  • 消費電力…+12V: 451 mA, -12V: 133 mA
  • 価格…64,900円(税別)

USB-C、16Input(14アナログ、ステレオS/PDIF)、16Output(8アナログ、ステレオバランス、ステレオヘッドホン、ステレオS/PDIF)という充実の入出力。ミキサーとしても使えるみたいなのです。

8個のアウトを使いCV信号をモジュールに直接送ることができます。14個のアナログインプットがあるので、音色ごとにパラでDAWに立ち上げることもできます。便利なモジュールです。

Expert Sleepers ES-8

  • 幅…8HP
  • 奥行き…52mm
  • 消費電力…+12V: 198 mA, -12V: 52 mA
  • 価格…50,900円(税別)

こちらは8アナログインプット、4アナログアウトプット、ADATという構成のインターフェイスです。拡張用としても使えるので、CVアウトが足りなくなったらこのモジュールを足せば合計16CVアウトのシステムが省スペースで構築できます。

オシレーターの数にもよりますが、このモジュールだけでも充分に対応できるかなと思っています。ただ、ES-9についているヘッドホンアウトと、2バランスアウトは便利だろうなと思うので、悩むところです。

オーディオインターフェイスはイメージできたので次はVCO,VCF

次はオシレーターとフィルターを物色してみます。それ次第で入出力数が変わってきます。シーケンサークオンタイザーを買わないとなると、その分の予算をVCO,VCFに回せるので思い描いていたよりも数を増やせる可能性も出てきました。フィルターの種類を増やし音作りの幅を増やすこともできそうです。

実際に曲中でシーケンスを組むときに、何音色使っているのかを調べて見る必要がありますね。もしかするとアナログモジュラーにすることで存在感が増し、トラック数を減らせる可能性もあります。

どんなプランになるにしても、こうやって考えている時間も楽しいですね。

それでは!

À bientôt.

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