最近モジュラーシンセにハマっています。最近というか去年ぐらいからかな。主にソフトウェアのモジュラーシンセですが、ハードウェアも気になり始めています。
とはいえ、ハードウェアはそこそこ値段が張るのと、モジュールを自由に組み合わせられるがゆえに、どれを買ったら良いのか迷ってしまい、なかなか踏み切れない感じです。
VCV Rackというフリーウェアのソフトウェアモジュラーシンセ
ソフトウェアならそれほどお金もかからないのでモジュラーシンセをを勉強するにもちょうどよい感じです。中でもVCV Rackというフリーウェアのモジュラーシンセがオススメです。オープンソースなので、色々な人がモジュールを開発しているため、モジュールの数が豊富です。物によっては有料のモジュールもありますが、実機の1/10くらいの価格なのでトライもしやすいです。
この動画は、自分でパッチしたVCV Rackを使ったセッションです。
音の良さではSoftube Modular
こちらは有料のソフトウェアモジュラーシンセ。Doepferと共同開発しているだけあって音はめちゃくちゃ太いです!Doepferが最初に発売された約20年前、師匠が実機を買ったので僕も使わせてもらっていました。まだ実機とSoftube Modularを比べたことはないですが、かなり近い印象ではあります。
Doepferの音は、ジューシーとかクリーミーとかオーガニックと表現されることが多い音ですが、Softubeもまさにそんな感じ。飽きることなくずっと触っていられる音色です。ただ、重い!かなりCPUのパワーを食います。1セッションに1台立ち上げるだけで限界です。
あまりにも重すぎるため、参考となる動画の画面キャプチャーが撮れないので、後日再挑戦してアップしてみたいと思います。
課題はどうやってキャッシュにするか
下世話な話ですが、モジュラーシンセを使っていくら稼げるか?が大事なポイントだと僕は考えています。Modularをどのように使えばお金を払ってもらえるような作品に仕上げられるかがプロとして大事だなと思っているところです。ただの趣味として買ってもよいのですが、せっかくなら仕事として使いたいと思うんですよね。
固定観念かもしれませんが、モジュラーシンセはテクノなどのジャンルにはピッタリハマる音色だと思います。しかし、日本においてテクノというジャンルは正直お金になりません。モジュラー云々よりも、テクノというジャンルでどのようにお金を稼ぐかとも言えます。これはすぐに出る答えではありません。毎日試行錯誤しています。
もちろん世界に目を向ければ良いのですが、日本にダンスミュージックをもう少しだけ定着させたいとも思っているんです。前にも書きましたが、僕の曲はテクノの街ベルリンで聴かれることがほとんどです。でも、密かな挑戦として日本にもテクノをはじめとしたダンスミュージックが広まると良いなと思っています。
そんな背景もあり、今モジュラーシンセを使いこなせたら良いなと思い、勉強しているところです。今度発売のアルバムにはかなり使っていますので、その辺のこともいずれ書いてみたいと思います。
それでは!
À bientôt.