思わず一気見! 〜Netflix「ペーパーハウス」が面白い!

Netflixでシーズン4まで放映されているスペインのドラマペーパーハウス(原題:La casa de papel)がとても見応えがあったので紹介します。

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ペーパーハウスってどんな作品?

スペインのマドリードにある造幣局を狙った強奪事件を描くアクションドラマ。

“教授” と呼ばれる謎の男が、犯罪歴のある男女8人をリクルートしてチームを結成。造幣局に11日間にわたり籠城し、24億ユーロ(約3100億円)もの紙幣を印刷して、史上最大の強奪作戦に挑むというスリリングな内容です。

チームのメンバーは本名を伏せ、ベルリンやトーキョー、ナイロビをはじめとする都市の名前で呼ばれます。自分の身元や過去を仲間に明かすことを禁じられ、教授はメンバーと合宿のような体制を取り、緻密な計画を達成するために徹底的な“教育”を施していきます。

出典:海外ドラマboard

サスペンスとコミカル、アクションと日常、それぞれ正反対な要素のバランスが絶妙です。登場人物も全員一癖あり多様性に富んでいます。

ダリのマスクがアイコン

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スペイン出身の画家、サルバトール・ダリのマスクをかぶり強盗をするのですが、実際に模倣した強盗が逮捕される事件が起こったほどこのマスク姿のインパクトがあったようです。

挿入歌「Bella Ciao」

2018年、僕がまだパリに住んでいる頃、毎日テレビからこのメロディが流れていました。何故なんだろうと思いながら詳しい情報を調べることもなく過ごしていたのですが、その時期にヨーロッパでこのドラマが大流行していたようですね。

Bella Ciaoは、1940年代にあったイタリア内戦時に作られた曲で、反ファシスト党運動で歌われていた曲です。その後反ファシスト党とレジスタンスの賛美歌として歌われるようになったらしいです。

Bella Ciaoは「さらば恋人よ」という意味で、歌詞の内容はこんな感じ。

ある朝私は目覚めた さらば、さらば恋人よ

ある朝私は目覚めた

そして侵略者を目にした ああパルチザンよ、連れ去ってくれ

さらば、さらば恋人よ

ああパルチザンよ、連れ去ってくれ 死の訪れはもう遅くないから またもし、私がパルチザンとして帰らぬ人と化したら

さらば、さらば恋人よ

またもし、私がパルチザンとして帰らぬ人と化したら あなたは私を埋めなければならない

私を山奥に埋めてくれ

さらば、さらば恋人よ

私を山奥に埋めてくれ

さらば、さらば恋人よ

そしてたくさんの人たちが通り過ぎたら

さらば、さらば恋人よ

そしてたくさんの人たちが通り過ぎたら 美しき花とは何なのかをあなたに教えてくれるだろう これはパルチザンの花なのだ

さらば、さらば恋人よ

これはパルチザンの花なのだ 自由のために死んでいった

これはパルチザンの花なのだ 自由のために死んでいった

ヘビロテされていたHugelのBella Ciao

毎日ヘビロテされていたのはこのバージョンEl Profesor – Bella Ciao(Hugael Remix)。
El Profesorとは”教授”という意味で、主人公で指揮官の教授のことだと思われます。この曲はダンスミュージックとしてHugelにRemixされ、イビザ・ウシュアイアのイベントでもプレイされていていました。イビザ島のクラブ目当ての客の殆どがイタリア人・スペイン人なのですが、彼らは大合唱でした。

ヘビロテの理由はこのドラマの影響だったというわけです。

とにかく見応えあり!

早くもシーズン5が待ち遠しいです。

Netflix「ペーパーハウス」

ぜひ見てみてください!

それでは!

À bientôt.

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