物を買うときは安いから買うのではなく『欲しい』を基準にする 〜Spitfire購入を見送った理由

昨日の記事でも書きましたが、Native InstrumentsのサイトでSpitfire Audioがセール中でした。でも、今回は購入を見送りました。

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なぜ買わなかったのか?

以前も書きましたが「安いから買う」と「欲しいから買う」には大きな違いがあります。

まずは「セールで安いから気になった」というところからスタートしました。これは目を引くきっかけにすぎないので特に問題ありません。

デモ音源を聴いている時の状態を振り返ってみると「今なら安い」というバイアスがかかっていました。

「普段は高くて手が届かないけれど今なら安いから手が届く」というバイアスはデモ音源が良く聴こえます。「4万円なのにいい音だ!」というバイアスがかかります。

日本人が弱い期間限定

期間限定のバイアスもかかります。閉店セールも同じ効果ですね。期間が限定されることによってお得感を感じるのは日本人特有かもしれません。

日本は期間を区切ることで非日常を感じ、西洋は空間を区切ることで非日常を感じる傾向があります。

そのことからも、僕は「期間限定」というフレーズで判断がフラットになっていませんでした。

良くないから買わなかったわけではない

とてもクオリティの高い音源なので買っても損はありません。今後も使える場面が多々あるだろうし、むしろ新しいアプローチをする上で必要だったかもしれません。

ではなぜ買わなかったからと言うと、Spitfireの他の音源を全部聞いた上での選択が出来なかったからです。

もしかすると他のメーカーから発売されているフィルムスコアリング用の音源で良いのがあるかもしれません。

色々聞いた上での選択と時間に迫られての選択では、明らかに前者のほうが冷静に的確に判断できると思うのです。

なので、今回はフィルムスコアリング音源への興味を惹くきっかけを作ってくれたのがSpitfireで、買うかどうかは吟味する方が良いと判断しました。

既に持っている音源を見返すことも必要かもしれません。何にせよ「フィルムスコアリング音源+EDM」という方向性に意識が向くきっかけになりました。

先ずは今持っている音源を聞き直してみようと思います。それでは!

À bientôt.

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