政府の第2次補正予算案で明らかにされた、560億円にのぼる文化支援予算。その詳細が文化庁によって発表されました。
560億円の予算は、「文化芸術への緊急総合支援パッケージ」そのうち509億円が「文化芸術・スポーツ活動の継続支援」
対象となるのは、文化芸術・スポーツ関係団体等で、ここにはフリーランスの実演家や技術スタッフ等も含まれている。標準的な取組を行うフリーランス向けとしては、簡易な手続き・審査による20万円程度を支援。プロのフリーランスの実演家・技術スタッフ等については、練習のための稽古場の確保、技能向上のための研修資料等の購入、調査・制作準備等を支援する。
出典:美術手帖
文化庁による詳細はこちら
支援の対象
● 対象となる活動 以下の取組を含む「活動計画」の実施に必要な経費を支援。
(1)以下の1~3のいずれかの取組(複数可)
1 国内外の観客、参加者等の回復・開拓
2 活動の継続・再開のための公演・制作、競技運営方法等の検討・準備・実施 3 雇用契約の明文化等の経営・ガバナンスの近代化
(2)(1)の取組と併せて行う、業種ごとの新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインに即した取組
● 対象者 文化芸術・スポーツ関係団体等(社団・財団法人(一般・公益)、任意団体、フリーランスの実演家や技術スタッフ等を含む。) ※活動継続・技能向上等支援A:フリーランスの実演家・技術スタッフ等向け
活動継続・技能向上等支援B:小規模団体向け(その他。複数のフリーランス等が連携して取り組む共同申請の場合を含む)
◎支援額
上記(1)の経費 100万円まで (2)の経費 50万円まで ※ 合計150万円までなどの条件あり – 共同申請の場合は、【共同申請者数×150万円】で1,500万円まで
制作を中心としている人はどうなるんだろう、、、
今回の支援内容は「実演家・技術スタッフ」で、直接お客様と関わらない制作などは対象外なのかな?と思う内容です。(僕の理解不足かもしれませんが)
僕みたいな作曲を生業としていると、ダメージがあってもすぐに目に見えにくいんです。半年〜1年後にならないとダメージがやってこない。僕は基本何があろうと自己責任だと思っているので「もらえたらラッキー」くらいにしか思っていません。個人でやっているのでそう思えるんだと思います。
社員などを抱える中小の制作関係者は今、どんな思いなんでしょう。。。本当に困っている人に支援が行き渡ると良いなと思っています。
それでは!
À bientôt.