モジュラーシンセを物色〜スイッチャー・クロックジェネレーター編

今回はクオンタイザーの切り替えに必要となるスイッチャーとクロックジェネレーターを物色します。思い描いたものに出会えるかどうか、これもモジュラーシンセの楽しみです。

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スイッチャー

2hp Switch (Silver)

  • 幅…2HP
  • 奥行き…48mm
  • 消費電力…+12V: 31 mA, -12V: 16 mA
  • 価格…12,900円(税別)

2HPというメーカーは、その名の通り2HPのサイズに特化したメーカー。スイッチャーは重要なモジュールですが、あまり幅を取りたくないのが正直なところ。そんなニーズにぴったりなのがこのスイッチャー。

ただ、CVによる切り替えというのがちょっと気になるところです。本来はゲート信号で切り替えたいのですが、このスイッチャーを使うにはCVシーケンサーを使う必要が出てきます。目で見てわかりやすいのはゲート式です。

このスイッチャー以外にも探してみたのですが、なかなか自分に合うスイッチャーが無いです。インプット数ももう少し多いほうが良いし、切り替えもゲート式を希望しています。本当に無い、、、システムの構築を考え直す必要もあるかもしれません。

クロックジェネレーター

ALM Busy Pamela’s New Workout

システムを考え直すとしてもクロックジェネレーターは必要になってきます。マニュアルや動画を見る限りかなり優秀なクロックジェネレーターです。

  • 幅…8HP
  • 奥行き…32mm
  • 消費電力…+12V: 50 mA, -12V: 0.5 mA
  • 価格…31,900円(税別)

8アウトあるので、クロックとしてだけでなくモジュレーションソースとしても使えそうです。他にもいろいろな特徴があります。この動画が参考になりました。日本語字幕で見れます。

  • モディファイヤーは/512からx48まで設定でき、非整数モディファイヤーも選択可能です
  • 出力されるクロックは単純なゲートだけではなく、三角やサイン、エンベロープやランダムベースのものなど様々な波形を出力可能です
  • ゲートの高さやパルス幅、スキューなども調整可能
  • クロックの位相が設定できるので、同じ間隔のクロックでも出るタイミングまで指定できます。またそれとは別に出力をn個に1回遅らせることで複雑なスイングの設定も可能です。

などなど。かなりポイント高いです。もうこれしかない!というモジュールに出会いました。

調べてみてわかったこと

今までソフトウェアベースで考えていたため、実機にはない機能や、端子の数が当たり前に使えていたため、いざ同じものを探そうとなるとなかなか難しいということがわかりました。

スイッチャーは、ソフトウェアでは8インプットを使っていたのですが、実機ではそんなに多い数の入力を持つスイッチャーが無いことがわかりました。

ソフトウェアでは問題にならなかったモジュールの幅の問題や電圧の問題などもあります。ケース選びはこれからですが、間違いなくモジュールの幅で悩まされると思います。

それほど急いでいるわけではないのでじっくり選ぼうと思います。

それでは!

À bientôt.

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