半日ほど考えた結果、まずはPlugin Alliance(PA)のMega Bundleのサブスクリプションを始めました。1年249.99ドルでPAの全てのプラグインが使えるのと、今なら249.99ドルのバウチャーがついてくるので、実質1年間無料となります。ラッキー!
既に使用しているPAのプラグイン
PAのプラグインはチャンネルストリップを3つ購入しています。まずは一番使っているSSL 4000 Gのチャンネルストリップ「bx_console SSL 4000 G」
僕が前に所属していたトーンマイスタースタジオに置かれている卓に近いプラグインです。SSLのサウンドを聞き慣れて育ったので一番落ち着くと言うか判断がしやすい音です。
こちらはNEVE VXSコンソールをエミュレートした「bx_console N」
bx_console SSL 4000 Gは前に出てくるサウンドになるのに対してbx_console Nは重心が低くなり音像が奥まる印象があります。ベースやパーカッションなどに使うことが多いです。
「bx_console Focusrite SC」は、Focusrite Studio Consoleという世界に10台しか生産されていない卓で、日本にはCrescente StudioとStudio Jiveにあります。どちらのスタジオも使いましたが音は覚えていません。ちなみにCrescente Studioは、僕が初めて生のストリングスをレコーディングしたスタジオです。緊張しまくっていて卓どころではありませんでした。
この3つのどれかを全てのトラックにインサートしています。それほど気に入って使っています。
サブスクとの差別化
今回導入したサブスクは、PAの全てのプラグインを249.99ドル/年で使えるプランです。元々購入したものとの差別化はどうなるのかと思っていましたが、サブスクのものは下の画像のように「Subscription」という表示が入るようです。
PAのサブスクを導入した理由
先日導入したUniversal AudioのLUNAは「Unison」というプラグインの掛け録りができる仕組みが特徴です。そのプラグインの開発をPAが扱うブランドのひとつ「Brainworks」が担当しています。
その中でギターアンプの種類が沢山あるのですが、PAのサブスクに含まれているギターアンプが含まれているのです。下の2台の他にもギターアンプの殆どをBrainworksが開発しています。
サウンドも使い勝手も全く同じ!かなり出来が良いプラグインです。
今回のサブスクでじっくり試してみて、自分のサウンドに合ったギターアンプをUAでも購入しようと思っています。そのための長いDemo期間としてまずはPAで導入に踏み切ったというわけです。
PAサブスクを少し躊躇った理由
デメリットはあまりないのですが、導入をためらった理由は「数が多すぎる」ことでした。プラグインのリストが煩雑になると作業効率が下がるので、その点が気になって導入をためらっていました。
これからじっくり使えそうなものとそうでないものを見極めていこうと思います。Abletonではラベル付けができるので問題ないのですが、LUNAはプラグインの一覧がズラッと並んでしまうため探すのに一苦労です。慣れなんでしょうけど。
とはいえこの先1年間は「どのプラグインを買おうか?」と悩むことは少なくなりそうです。楽しみが増えました!
それでは!
À bientôt.