昨日の記事でコーライティングにおいての自分の役割と適性について書きました。読み返してふと思ったのが「適性を見極めるにはもう少し掘り下げる必要がある」でした。今回はその辺を考えてみます。
コーライティングの役割
もう一度コーライティングにおける役割を見てみましょう。
- トラックメイカー
- アレンジャー
- トップライナー(メロディーメイカー)
- 作詞
- 仮歌
- ディレクター
- エンジニア
となっています。そして自分なりに適性を判断すると以下のようになりました。
- トラックメイカー…★★★★★ 5
- アレンジャー…★★★☆☆ 3
- トップライナー…★★☆☆☆ 2
- 作詞…★☆☆☆☆ 1
- 仮歌…★☆☆☆☆ 1
- ディレクター…★★★★★ 5
- エンジニア…★★★☆☆ 3
この結果に対してもう少し掘り下げてみます。
『創作意欲』『場数』『クオリティ』の面から適性を掘り下げてみる
前に書いた「自分の中にある『創作意欲』と『場数』と『クオリティ』を数値化すると何が見えてくるのか?」という記事の要素を用いて掘り下げてみたいと思います。
トラックメイカー
- 創作意欲…★★★★★
- 場数…★★★★☆
- クオリティ…★★★★☆
リズムトラックを作るのは大好きな作業です。このポジションは是非とも担当したいと思っています。
アレンジャー
- 創作意欲…★★★☆☆
- 場数…★★★★★
- クオリティ…★★★★★
昨日も書いたとおり「できてしまう」のであえてやらない選択をします。場数を踏んでいるのでアドバイスもフォローもできます。むしろ一歩引いた立場から関わりたい役割です。
トップライナー(メロディーメイカー)
- 創作意欲…★★☆☆☆
- 場数…★★☆☆☆
- クオリティ…★★☆☆☆
自分的には場数とクオリティが低いため人に譲りたい役割だと思っています。それに伴い創作意欲も低くなっています。
作詞
- 創作意欲…★☆☆☆☆
- 場数…☆☆☆☆☆
- クオリティ…☆☆☆☆☆
見事に何もないですね。自分で書いたこともありますが世に出てはいません。なので場数もクオリティも無しです。アイデア出し程度なら関わることが出来るので星1つ。
仮歌
- 創作意欲…★★☆☆☆
- 場数…★★☆☆☆
- クオリティ…★☆☆☆☆
自分の曲で仮歌を歌うことは多いので場数はまあまあといったところ。自分の声も嫌いではありませんがクオリティとなると疑問です。でも使えるなら使いたいと思っているので星2つです。
ディレクター
- 創作意欲…★★★★★
- 場数…★★★★★
- クオリティ…★★★★★
まあここは真骨頂です。もともとはディレクターになりたくてこの業界に入ったので。全体を見渡しバランスを取るのが得意なので全て星5つですね。
エンジニア
- 創作意欲…★★★☆☆
- 場数…★☆☆☆☆
- クオリティ…★★☆☆☆
場数・クオリティはまだまだですが、EDMのツボみたいなのは把握しています。横からアドバイザー的に関わるのも良いかなと思っていますが、メンバーによっては自分が担当したい役割です。
創作意欲は自己評価、それ以外は相対的なのかも
掘り下げてみた結果わかったのが
- 創作意欲…自己評価
- 場数・クオリティ…相対的。メンバーによって変化する要素
だということがわかりました。昨日の結果と創作意欲の数値がほぼ一緒でした。ということは、
適性だと自分で思う数値=創作意欲
だということです。適性かどうかではなく「やりたい度合い」を適性と判断していたようです。間違ってはいませんが適切な判断とは言えません。掘り下げたかった理由はこれでした。
そして場数・クオリティは集まったメンバーによって増えたり減ったりする要素だということもわかりました。例えば、僕よりもトラックメイク歴が長い人がメンバーにいたら、星4つではなくもっと下がることでしょう。その逆もしかりです。
メンバーが集った時に「創作意欲・場数・クオリティ」を全員で数値化してみてディスカッションをしたら面白そうですね。その流れで役割を決めるという進め方が面白そうな気がしてきました。
それでは!
À bientôt.