日本ではまだあまり馴染みのないCo-writing(コーライティング)。日本語で言うところの「共作」が近いかもしれません。EDMを作る上でコーライティングがクリエイティブな手法だと思っています。ただ、どうしたら良いのかもわからず詳しく知ろうとしてこなかったので、この機会に色々勉強してみようと思います。
世界ではコーライティングはメジャーな仕組み
下の画像はパリに住んでいる時に撮った音楽番組の画面です。赤文字はアーティスト名、その下の黒文字は曲作りに関わった作家の名前です。
要するにこの曲を作るに当たり関わった人の名前が連名となっているのです。コーライティングは、得意分野を得意な人が担当して、チームで1曲を作り上げていくというスタイルです。
メロディを作るのが得意な人もいればドロップが得意な人もいて、ディレクションが得意な人がいればミキシングが得意な人もいます。
EDMとコーライティングのマッチングは抜群
近々「EDMコーライティングプロジェクト(仮)」なるものを立ち上げようかと思っています。EDMを作りたくて作りたくてしょうがないと思っている人とEDMを作ってみたいのです。特に年齢は設けていませんが、プロ・アマ問わず、曲に見合ったチームを曲ごとに作ろうと思っています。
スキルも大事ですが「ドロップは俺に任せてください」みたいな人と一緒に作りたいですね。仕上げは僕が何とでもフォローできるので、アイデアや知識、情熱など何でも良いので、EDMに関する知識・スキルなどを持ち寄って曲を仕上げます。
コーライティングすることで自分の得意分野を自覚しスキルを伸ばしていけたり、他の人のアプローチから自分の知らない世界を知ることもできます。おこがましいですが、若い人たちの経験値を上げるきっかけになれたら良いなと思っています。
日本人にあったコーライティングを模索
もともと西洋的なモノ造りの仕組みだと思うので、日本人向けの工夫が必要ではないかと思います。
参考のために購入した「最先端の作曲法 コーライティングの教科書」には
「日本人は議論が苦手」といわれますが、残念ながら日本人はコーライティングが苦手というのも事実です。
とあります。たしかにそのとおりだということは実施する前でも想像できます。だからこそ可能性があるというのも事実です。
日本人に合ったコーライティングの仕組みを作りながら、日本人にしか作れないEDMをつくるプロジェクトになれば良いなと思っています。
それでは!
À bientôt.