音量のバランスを整えるツール、Waves 『MaxxVolume』が8月31日まで無料配布されています。
Wavesのアカウントを持っていれば誰でもダウンロードできます。Wavesのアカウントは無料で作れるので、このタイミングで作って見てはいかがでしょうか。
MaxxVolumeとは?
詳しくはメディア・インテグレーションのページを見ていただくとわかりやすいかもしれません。
コンプで潰さずに音量をコントロールできるプラグインで、Wavesから出ている「Vocal Rider」のような効果を得ることができます。
「MV2」の兄貴分的なプラグインで、MV2よりもさらに細かいパラメータにアクセスができるようです。
MV2との違い
メディア・インテグレーションの記事を引用させてもらいます。
弟分にあたるMV2との違いとしては、「音量が小さいところ」「音量が大きいところ」それぞれにスレッショルドとゲインが独立してが装備されていること。これによって「音量が小さいここら辺からこれくらいのゲインアップが掛かってほしい」という細かな調整が可能なのです。
これによってできることとしては、
バスミックスを作ったドラムトラック、全体のバランスは好みに仕上がったけど、キックとスネアの瞬間のピークが強い。音量が小さいところには影響を与えないまま、この部分だけゲインを3db下げたい
繊細なアコースティックトラック。ときに激しいフックが挟まるもの。激しい演奏のときにはなにもせず、音量が小さいところだけを狙って雰囲気を壊さないままゲインをアップしたい
フィルターの開閉で音量差があるけれど、魅力に溢れたアナログシンセのトラック。小さいところの音量だけを6dbアップして、音量が大きなところだけを3db落としたい。コンプ臭く潰すのは嫌だ
このような作業をなんなく短時間でこなせるのが、MAXX Volumeなのです。
これは便利そうですね。
MV2も歌のトラックにはよく使いますが、MaxxVolumeはスネアやLoopなどのゴーストノートを上げたり、フィルターを使った時の音量差を無くす時に使えそうです。
MaxxVolumeを歌のトラックに使ってみましたが、コンプとは違う自然な感じで音量差をなくしてくれる感じがありました。
そうなるとVocal Riderとの使い分けをどうするか?という課題が残りますが、両方使い込んでみて自分なりの使い方を見つけようと思います。
MaxxVolumeをゲットするには、まずWavesnoアカウントを作ります。アカウントを作ったらこちらのページへアクセスしてダウンロードできます。
無料でダウンロードできるのは8月31日までです!それでは!
À bientôt.