Positive Grid社がBIAS FX 2 Mobileを発売しました。ギターリグ系のアプリはいくつかありましたが、BIAS FX 2 Mobileならではのユニークな機能に惹かれて購入しました。今なら早割キャンペーンで69.99ドルです。
BIAS FX2ならではの機能Guitar Match
名器と言われるギターのトーンをシミュレートできる機能「Guitar Match」がユニークです。例えば、レスポールをテレキャスターにしたりグレッチにしたりと、あくまでも「似せる」というニュアンス程度ですが、これからのギターリグの新しい方向性を示したのではないかと思います。
このGuitar MatchはBIAS FX 2 Mobileのアドオンとして購入することができますが、フルバージョンのERITEを購入すれば含まれています。他にもルーパーやスタジオ系のラックエフェクトなども含まれるのでERITEがお得です。
他にもStandard版、Professional版とありますが、とにかくERITEをオススメします。
FREQUENCY MATCHINGを使い自分のギターの特性を登録します。
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全てのピックアップを登録し終えたら、ターゲットを選ぶだけです。
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スプリッターを使い、デュアルアンプセッティングも可能。エフェクトの順番ももちろん入れ替えることができます。
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LIVE VIEW機能でプリセットを切り替えたり、エフェクトのON/PFFをSceneとして登録することでワンタッチで切り替えることができます。
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拡張パックにはペダルエフェクターの他、スタジオでよく見かけるラックもアドオンで購入できます。
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_750,h_563/https://atsushiumebori.com/wp-content/uploads/2020/05/Efx.jpg)
まだMIDIには対応していないのでフットコントローラーを使用することができませんが、そう遠くない時期に対応すると思います。
ギターリグの未来が見えた
ギター本体のシミュレートをすることができるのはLine6のVariaxがありますが、Variaxのギター本体が必要になってきます。BIAS FX 2 Mobileは自分のギターを登録するだけでシミュレート(もどきですが)できるのが手軽ですね。
しかもスマホとインターフェイスがあれば全てのセットを持ち歩くことができるのです。僕はLine6のSONIC PORT VXを使っていますが、問題なく使うことができました。
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_750,h_750/https://atsushiumebori.com/wp-content/uploads/2020/05/soniqport.jpeg)
これから先、ギター本体のモデリング技術がもっと手軽により本物に聞こえるようになるのは想像に難くないですね。アンプやスピーカーのシミュレートだけでなく、ギター本体のシミュレートも一緒になった製品が続々と出てくることでしょう。まだまだブラッシュアップが必要だと思いますが先が楽しみですね。
それでは!
À bientôt.