※MinimoogがDSPで動くと書きましたが、LUNAインストゥルメンツはCPUベースです。
発売から5年もたったBabyface Pro
僕が今使っているオーディオインターフェイスはRMEのBabyface Proですが、発売されたのは2015年です。まだまだ現役で使えますが最新の音を知っておく必要があります。
そこで興味を持ったのがUniversal Audio(UA)のApolloシリーズです。UAのインターフェイスは内蔵DSPでプラグインが処理できるので、ソフトウェアシンセを多用してCPUパワーを消費するEDMには有り難い存在です。
APOLLO TWIN X / QUADが良いかも
「持ち運びもできてDSPパワーも欲しい。インプットは少なくて良い」というのが僕の希望で、そうなると候補になるのはAPOLLO TWIN X / QUADです。
ラックタイプは6基のDSPを搭載していますがTWIN Xは4基です。このサイズで6基あれば最高なんですけどね。
入出力は十分です。ソフトシンセがメインで録音をすることは殆どありません。録るとしても仮歌くらいですかね。
Apollo Twinと完全統合のDAW『LUNA』
Apolloシリーズのオーディオインターフェイスを購入すると『LUNA』というDAWが無料でダウンロードできます。LUNAはApolloのミキサー部分とDAWが統合されたソフトウェアで、オーディオの録音・編集やMIDIの打ち込みも出来るDAWです。
LUNA用に専用設計されたNEVEのサミングエクステンションやStuderのアナログテープエクステンションが別途購入でき、アナログコンソールやテープコンプレッションを再現できるようになっています。
僕はアナログコンソール系のチャンネルストリップやサミングアンプが大好きで、無機質なシンセサウンドが立体的になるため日頃から多用しています。その機能が各チャンネルにインサートできるというのはとても嬉しいですね。
正直、LUNAのためにオーディオインターフェイスを買っても良いんじゃないかと思うくらいそそられるDAWです。
MinimoogもDSPで駆動できる!
MinimoogはPCのCPUを使います。ほかRAVELというピアノ音源もLUNA専用インストゥルメンツです。
チャンネルストリップ上部にはNEVEのサミングミキサー
LUNAの解説動画
NAMMショーでのLUNA解説動画です。解説されているのは元ensoniqジャパンのイチさん。当時ensoniqから発売されていたDAW「PARIS」のデモを見に千葉の事務所まで行ったことがあります。その時対応してくださったのがイチさん。楽しそうに自社の製品を語るその姿は今も健在です。
一般的なDAWに比べまだまだ機能も少なめですが音は良さそうですね。モデリングピアノ「RAVEL」は空気感の再現が素晴らしいですし、moogも必ず買ってしまうと思います。
今、全国的にオーディオインターフェイスの在庫が無い
テレワークの影響か、はたまたコロナの影響で輸入が制限されているのかわかりませんが、オーディオインターフェイスの在庫がほとんどない状況です。特に安価なミキサー付インターフェイスはかなり待たないと手に入れることができない状況です。
幸いAPOLLO TWIN X / QUADは手に入れられそうですが、価格帯に関係なくオーディインターフェイスは品薄状態です。買うなら早めのほうが良さそうですね。
それでは!
À bientôt.